薬指の物語 OMR Stories OMR公式フィクション

結婚してからも、
心は動く。

日々の役割と、ひとりの自分。
その間で揺れる大人たちを描く、
既婚者向けマッチングサービスOMRの
公式フィクション作品集です。

薬指の物語

第二作新作

返事のない夜

「水曜日の午後」の続き・約四千字・男性の視点から

決めたら、わたしから連絡します。そう言われた日から、返事のない夜が続いた。――四十八歳の一樹が、追いかけるメッセージを書いては消しながら、待つことの意味を知るまでの十日間。

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第一作

水曜日の午後

読み切り・約五千字・女性の視点から

レジの列に並んでいるとき、沙織はかごの中を見下ろして、少しだけ手が止まった。このかごの中に、自分が好きだから入れたものは、ひとつもなかった。――四十三歳の主婦が、自分の言葉で「ここまで」を決めるまでの、ある水曜日の物語。

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第一作から読むと、二人の時間がつながります。

「会いたい」と同じくらい、「今日は会わない」を大切にできる。「好きになった」と同じくらい、「相手にも生活がある」を描ける。そんな物語を集めていきます。

ここに載っている作品は、すべて創作です。実際の利用者の体験談ではありません。このサイトについて